8リットルの大ジョッキ

川崎駅に来たのはもう2年ぶりだ。感染症が流行して、飲食店での会食が感染拡大の原因だって言われて、そうかと思い大人しく過ごしていたがもう限界だった。駅から5分ほど歩いたところにある赤提灯のドアをくぐる。 ここは何を頼んでも…

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物理的な存在が気持ち良い、ということ

LAMYのpicoというペンが好きで、毎日ポケットに入れている。印鑑くらいの大きさで、つるっとしたフォルムが弄ぶのにちょうど良い。ノックすると小気味良いシュコっという音と共に軸が伸びる。ペン先に余計な隙間が生まれることも…

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隙間があればその隙間に合うものを

季節は夏。しかしながら玄関からほど近いラックには防寒に適した上着がみっしりと掛かっており、湿り気を帯びた生温い風が吹いたくらいでは少しも揺れはしない。 購入当初は「外出から帰った時、一時的にコートをかけて置けると良いな」…

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東京オリンピック見たかったな

東京オリンピックが終わった。ぼくはスポーツを見るのが好きなので、オリンピック開催期間はつらかった。 スポーツを見るおもしろさは、観戦者の努力は(選手を勇気づけるみたいな角度ではあるかもしれないが技術の優劣を競うという観点…

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このサイトを始めたのも

TwitterのTLに「Wordpressで個人サイトを作った」とのツイートが流れてきて、へーやぱり個人サイトって良いよねえと感じ入り、もうずいぶん更新していなかったここを触ろうと思った。PHPのバージョンを上げたらDB…

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誰かと時間を共にすることについて。 『体の贈り物』を読む。

18で実家を出るまで祖父母とも一緒に暮らしていた。夕食後、たびたび肩を揉んでいた。実際はへたくそだったと思う。でも祖母は、「うまいねえ」といつも褒めてくれて、ぼくは気を良くして毎晩「今日もやるかい?」と声をかけていた。 …

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キャンプはダメ

この夏、キャンプを始めた。主体的にやってみると、子どものころ連れていかれたものとは随分印象が違う。キャンプとは因数分解してしまえば「屋外で昼間から酒を飲み、炭火を活かしつつ思い思いに延々とメシを食う」「日が暮れ眠くなった…

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ブルーノ・ムナーリが「こどもの心」と呼ぶものは

神奈川県立近代美術館 葉山館『ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ』展へ。 ブルーノ・ムナーリ氏の作品を前にして製作時の思考のプロセスを想像すると、彼はけっこうぐずぐずと考え続けていたのではないかという…

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ダルちゃん

花椿で連載している『ダルちゃん』を楽しみに読んでいる。 ほんとうはダルダル星人であるところのダルちゃんが丸山さんとして「ふつうのOL」に擬態しながら生活をしていく話。直近の29話目は、ヒロセとのセックスの後、ダルちゃんは…

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ポテト食べなよ

自分のしたいことを一緒に楽しんでほしい。あなたの喜ぶ姿と共にあることが自分の楽しみである、という感情はあり得ると思うのだけど、「あなたの喜び」を他者である自分が勝手に設定している時点で「あなた」を自分の人生の登場人物に仕…

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