アリス・マンロー 著、小竹由美子 訳『小説のように』を読んだ。

面白く読んだ。短編~中編を集めた1冊だけれども、モチーフもエピソードも、端的に「これ!」と話しづらいとても小説である意義のある話ばかりで読み応えあり。原題は、“Too Much Happiness”。翻訳では『あまりに幸…

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ジュリアン・バーンズ 著、土屋政雄 訳『終わりの感覚』を読んだ。

引退生活を送る男の元に、弁護士から連絡が入る。日記と500ポンドを、ある女性があなたに遺したと。元恋人とその母親、友人エイドリアンたちと過ごした『過去』を思い出していく、「その人生で何かを変える可能性がほぼなくなるころ」…

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キム・ジョンヒョク 著、波田野節子/吉原育子 訳『楽器たちの図書館』を読んだ。

図書館で装丁が気に入って、韓国の文学、とくに自分と世代の近い作家の文学に触れたことなかったなーと思い読んだ。そこにあるものそのままの姿に対する眼差しが優しくて良いです。 Amazon.co.jpの詳細ページへ &raqu…

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オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』とアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』そして死なないぼくら。

オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』を読みました!面白かったなー。効率化の先にある未来を描いたディストピア小説で、訳も良くって読みやすい。SF苦手な人にもオススメできそうです。 Amazon.co.jpの詳細ページへ…

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植物学者、牧野富太郎の『自叙伝』

国立科学博物館の企画展で、牧野富太郎の生涯を知った。植物画のなんか有名な人、というくらいの認識しかなかったが、小学校中退の翌年に小学校教師になるも二年で退職、実家である造り酒屋の財産を食い潰しつつ東大講師を経て、最終的に…

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「余裕」の話と、フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』

自分自身が忙しかったり精神的に狂いそうになってるときは当然余裕がなく、どういった行動をするかと言えば「自分の理解できる範囲の価値観以外はおかしいので自分の理解できる範囲の価値観に沿った世界になればいい」といった「(自分の…

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11月に読んだ本まとめ。

気に入った本は頑張って個別に感想を書いているけども、それ以外のものは粛々と読書メーターに登録しているだけなのが現状。あとで見返して楽しいように、タイトルとまとまらぬ一言メモだけでも試しに残してみます。 本好きの友達に会っ…

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エイモス・チュツオーラ『やし酒飲み』を読んだ。

ヨーロッパから見た「未開の地」を題材にした話は手にとったことがあるけれど、その逆はどう描かれてるのかなと思って読んだ。アフリカの、神話のしなやかさと毒を存分に含んだマジックリアリズム小説でした。 Amazon.co.jp…

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魯迅『故郷/阿Q正伝』を読んだ。

中国文学の入門として読んでみた。16篇の短編集。体温低めの文体で、自分の見えているものから離れる術のない人の様子を淡々と描き出しており、すごく好み。 Amazon.co.jpの詳細ページへ » 『狂人日記』、…

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【オックスフォード古書修行】を読んだ。

古書からイギリス社会を透かして見る、気さくな文化史。 Amazon.co.jpの詳細ページへ » やや固有名詞多めで思ったよりも読むの時間かかったけど、『不思議の国のアリス』とヴィクトリア朝の料理レシピ本を並…

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