『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』をDVDで見た。

田んぼが広がるド田舎に、場違いも甚だしいゴージャスなサトエリが映えるなー。女優志望で上京したがブレイクの見込みのない姉と漫画を書く高校生の妹、炭焼きを継いだ腹違いの兄にコインロッカーベイビーだった嫁の共同生活。

登場人物各人が自らの理想の姿や夢、あるべき家族のカタチ!みたいな見えない抑圧の中で感情が煮詰まり、限界まで煮詰まりかえったところでリミッターが決壊、半ば狂いながら(方向が正しいかどうかは別にして)前に進んでるとこが好きでした。意外と優しいお話なのな。

永作博美の演技が珍妙で良かった。他の吉田大八監督作品には、永作さん出てないのかなー。