【相撲】大相撲9月場所の土俵祭を見た

「大相撲は神事」とはよく言われることだけど、実際の儀式を見てみると、土俵って神様居るって設定で作られていることが大変よく伝わってきました。ということで、9月場所初日の前日11日(土)、15日間の取組を控えた両国国技館に朝9時半に行ってみたメモ。

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そもそも土俵祭とは何か。Wikipediaによると、こんな感じ。

内容は土俵の真ん中に日本酒、米、塩などを封じ、相撲の三神(タケミカヅチ他2神)と弊束を7体祭り、立行司が祭主で介添えの行司が清祓の祝詞を奏上し、祭主が神事を行い、方屋開口を軍配団扇を手にして言上する。この後、清めの太鼓として、呼び出し連が土俵を3周して終わる。これは1791年(寛政3年6月11日)征夷大将軍・徳川家斉の上覧相撲の際に吉田追風が前日に土俵を作った際「方屋開」として始めたものである。
土俵 – Wikipedia

要するに、新しく土俵築してお供え物を埋めて神様を迎えこれから15日間よろしくお願いしますねーと祭る、一種の「神迎え」の儀式なんだとか(ちなみに千秋楽後には、「神送り」の儀式もちゃんとある)。

10時からの開始ということで、9時45分頃から無料で国技館に入場させてくれるのが常らしく、今回も行列の順に入場開始です。並んでいたのは壮年の先輩方がほどんど。20~30代と思われる女性が数人いましたが、若めの男性は大嶽部屋に入門し、アフリカ初の力士となったアブデルラーマン・シャラさん(19才)くらいしか発見出来ず。そんなシャラさん、早くもファンに写真を撮られるなど、この業界でもファンの先物買いっぷりは半端ねえなと震え上がった次第です。

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思い思いに升席に座り眺める儀式は、終盤の清めの太鼓が静寂を破るまでは粛々と進行。非常に素朴で地味なものでした。その分、ここで行われることは神妙な顔で見るべきもののような気がしてくる。これから始まる15日間の取組も、神事の一環なんだなーという認識が改めて持てたのが収穫かなー。参列してた上位力士陣も、なんか生真面目な顔してお祓い受けたりして、ちょっと微笑ましい光景でした。

祭りのあとは若者集が埋められたお供え物をそそくさと掘り出し、ぺったんぺったんと土俵をならす作業を始めていました。スマーフビレッジのスマーフたちみたいでカワイイ。

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手馴れてる。場所ごとに、何度も何度も繰り返す作業なんだろうな。こういう大きな仕組みがあって、それをみんなが粛々とまわしている感じに触れると、相撲っつう文化がいとおしくなってきますな。がんばって繋いでいって欲しいもんだ。

撤収作業が面白くて1人土俵の周りに残っていたら、国技館正面入り口で行われる優勝額贈呈式に遅れてしまった。

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今回は、初場所と名古屋場所の2場所分が毎日新聞社より贈呈されたそうで、結果、日本で育った力士の優勝額は平成18年初場所の栃東のものが唯一になったらしい。6年間、いわゆる外国人力士の優勝が続いてるのかー。

ちなみに優勝額贈呈式では優勝力士の写真撮影タイムもあったりして、ファンサービスもばっちり。さすが17世紀から続く一大興行、力士たちの帰りしなにはサインをもらえるチャンスも多くよく出来たアイドルイベントでありました。

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