2018年の手帳の話。

今年の手帳、記録用はここ数年と変わらず能率手帳小型版にした。特に必要ないのだけれどつい日本全国鉄道地図付きを選んでしまうのはこの品番のカバーが好きだから。まあ一年間触り続けるものだし、自分が触りたくなる質感が良いよなと思う。ちょうどズボンのポケットに入るサイズで、今年もLamyのPICOと一緒に持ち歩く予定。

予定管理はジブン手帳から乗り換えてNOLTY エクセルカジュアル4。これはつくしペンケースに入るサイズかつメインがバーチカルのものを探してたどり着いた。ガントチャートとか、1日1ページとか、いろいろ試してみたけど今のぼくは2ページ見開きで1週間を俯瞰するバーチカルが一番実感をもって予定を把握できるサイズ感な気がする。

実感をもって把握できるサイズ、というのは何にせよあるような気がして、例えば仕事で600億みたいな数字を扱ったりするけれど実感は全くなく、あれ帳尻合いませんかねじゃあ20億くらい落としておきましょうとカジュアルに操作できてしまうが、個人の通帳に記載される20万は愛おしく0.01%の金利を求めてせっせと定額貯金に回すなど熱心な取り回しになる。紙幣として物理的に触れたことがあるからかな、とも思うが、じゃあ2ページ見開き1週間が具合良く思えるのは何故なんだろうか。

自分の感情だって実感を持って把握できるコントロール可能な範囲はある程度限られていて、たまにバグったように泣いたり笑ったり興奮したりする。そのエラーは意外性があって楽しいけれど、自分の中にコントロールできない範疇があるというのは恐ろしい気がするし、自分の支配下にあるもののちっぽけさを改めて知る。

ましてや自分以外の人がどんな気持ちで過ごしているか、どうしてそんな言葉をくれたのか全てを理解することは難しくて、ぼくが把握できる範囲を定規にしてあなたの有している感情の手触りを想像することしかできない。もっとたくさんの言葉や感情を実感を持って扱えればなあと思うし、自分が触れることの出来た言葉はいつかわかるまでそのままその大きさで、ちゃんと取っておかねばならないと思う。ちなみに文頭で「ズボンのポケット」と書いたが「パンツ」「ジーンズ」等別の言い方を考えたのだけど、ズボンがぼくにとって最も実感のある言葉だったので選んだのだった。ズボン。

というわけで今年はバーチカルを実用的に使いつつ、マンスリーの良さも知っていきたい所存です。本年もどうぞよろしくお願い致します。

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