『能町みね子のときめきサッカーうどんサポーター』、略して 能サポ(講談社文庫)を読んだ。

能町さんの、なんでもちゃんと面白がって眺めるスタンスとってもいいな。見習いたいし、かくありたし。

能町みね子『能サポ』を読んだ。

能町さんが仕事の関係上サッカー観戦に行かされ、なんとなくカマタマーレ讃岐(という香川県のサッカーチーム)の応援をするようになり、観戦の度にうどんに詳しくなっていく。要約してしまうと相当キテレツな本なのだけど、サッカーを見に行くときめきがしっかり記録されてて面白かった。

試合を見る前にその地の美味しいものを食べる楽しさや、スタジアムのほのぼのとした抜け感、コアサポ以外のぼんやり応援してる人たちの自由な感じ。そうそう、サッカーを見に行く楽しさってこういうところにもあるよな〜と頷きながら読みました。

僕自身、雑談の流れで「サッカー観戦が好きで、遠くのスタジアムまで応援に行くんですよ」みたいなことを言ってしまった場合、「コアサポ?てやつですね?(半裸になるのですね?)」なんて返されて、いや、そこまでじゃなくて、もうちょっとユルい何ていうかヌルサポでして…と説明に悩むことがある。

「能サポ」に書かれていた「その場所を見に行くおもしろみ」の視点で、サッカーチームを応援する面白さを説明しても良かったんだな。

いつのまにか少し凝り固まっていた自分のサッカー観から自由になれる余白を与えてくれるような文章群でした。カマタマーレがJ2に昇格する前に連載が終わってしまったのがざんねん。

『能町みね子のときめきサッカーうどんサポーター』、略して 能サポ (講談社文庫)

  • 著者/訳者:能町 みね子
  • 出版社:講談社( 2016-05-13 )
  • 文庫:240 ページ
  • ISBN-10 : 4062934043
  • ISBN-13 : 9784062934046

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