みょうにボコボコしている。明宝ハムというらしい。

スーパーが好きだ。陳列棚の中に素知らぬ顔で隠れている地域の生活に気づくのが好きだ。名古屋に転居してから、ハムが気になった。

明宝ハムと書いて、「めいほうはむ」と読む。精肉コーナーにたいていは置かれているその円柱型の塊は、オレンジ色のパッケージに包まれて、みょうにボコボコしている。プレスハムというらしい。岐阜の企業が作っているようだ。

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ハムとは従来、豚や猪のもも肉を塊のまま塩漬けした食品を指す。プレスハムは肉の小片を集めて加工するもの。ハムやベーコンの製造過程で発生したくず肉を寄せ集めて製造されたのが始まりで、プレスハムは日本独自の食品らしいことも明宝ハムについて調べるうちに知った。

明宝ハムによく似た明方ハムという商品も見かける。こちらは「みょうがたはむ」と読む。これも岐阜、しかも明宝ハムと同じ郡上市で作られている。どうも誕生の経緯にちょっとした歴史があるようだ。その辺は日経新聞に詳しい

食べてみた。厚めに切って焦げ目がつくまでフライパンで焼く。カリっとした表面に歯を立てると、みっちりとした豚肉の弾力が返ってくる。つなぎが少ないせいだろうか、いままで居酒屋で食べてきたハム焼きよりも肉を食べているという満足感が大きい。うまい。好きだ。ビールにもごはんにも合う。

ふつうにスーパーに売られており、ふつうに買うことができる。改めて「あれちょううまいですね!」と言うには日常に馴染みきっており生活の中ではチャンスがない。だのでインターネットに書きました。愛知、岐阜に来たさいにはおみやげにどうぞ。1本1000円くらいだよ。

ないだろーと検索してみたらふつうにAmazonにも売ってたのちょっとショック…。

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