レベッカ・ブラウン 著、柴田元幸 訳『犬たち』を読んだぞ。

一人暮らしの部屋に突然現れた雌犬。その存在を受け入れ暮らしを続ける女性だったが、生活は今までの形からどんどん離れて行く。翻訳はご存知、柴田元幸先生。不可解なシーンや追い込まれて行く女性の精神を描写するのは詩を思わせるよう…

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ジョイス・キャロル・オーツ 著、栩木玲子 訳『とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢』を読んだ。

ジョイス・キャロル・オーツを読むのは初めてです。訳者あとがきによると、ジョイス・キャロル・オーツは大変多作な作家だそう。日本でも色々なアンソロジーに収録されているけれども、作家の作品だけがまとまった短編集としては本作と『…

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ルイス・セプルベダ 著、河野万里子 訳『カモメに飛ぶことを教えた猫』を読んだ。

銀色のカモメが墜落したハンブルクのとある家には、一匹の黒猫ゾルバがいた。「わたしが産む卵は食べないと、約束して下さい」「そして、ひなが生まれるまで、卵のめんどうをみて下さい」「最後に、ひなに飛ぶことを教えてやると、約束し…

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アリス・マンロー 著、小竹由美子 訳『小説のように』を読んだ。

面白く読んだ。短編~中編を集めた1冊だけれども、モチーフもエピソードも、端的に「これ!」と話しづらいとても小説である意義のある話ばかりで読み応えあり。原題は、“Too Much Happiness”。翻訳では『あまりに幸…

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ジュリアン・バーンズ 著、土屋政雄 訳『終わりの感覚』を読んだ。

引退生活を送る男の元に、弁護士から連絡が入る。日記と500ポンドを、ある女性があなたに遺したと。元恋人とその母親、友人エイドリアンたちと過ごした『過去』を思い出していく、「その人生で何かを変える可能性がほぼなくなるころ」…

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